投資理念

私たちは「起業家の革新的創造への挑戦を支援し、日本から世界で戦える拡張性のある事業を持ち、 ESGや社会課題解決に資する企業を生み出す」ことを目標としています。

リードまたは準リード投資家として、日本の優れたスタートアップ企業をグローバル視点で支援・育成することにより、日本全体に成功体験を伝播させ、グローバル競争力強化に資することを目的とします。

投資基準

投資リターン
  • 技術・サービス革新による売上高の成長
  • 利益の早期黒字化実現
  • 現実的バリュエーションの確保
  • 海外事業展開、海外投資家の呼び込みを通じたバリュエーションアップサイドの獲得
社会的インパクト
  • 気候変動や脱炭素などに対応できる環境技術
  • SDGsを基準とする社会課題解決に資する
    技術・サービス
  • グローバル展開を見据えた、拡張性のある
    事業モデル

投資ステージ

実証段階を済ませたミドルステージのスタートアップを主たる投資対象としています。インキュベーションからアーリーステージに特化したVCや既存の投資家からバトンを引き継ぎ、飛躍的な成長につながるサポートをしていきます。
特にアジアをはじめとしたグローバル展開における海外連携の一環として、投資家の紹介だけでなく、実業家との連携やコミュニケーションの支援など「日本人が創業したグローバル資産運用会社」としてのMCPグループ及びディールメンバーの知見を活かした多岐にわたるサポートを行います。

投資注力領域

九州地域を軸に、日本全国のスタートアップに投資いたします。
日本のスタートアップエコシステムは過去10年以上にわたり、著しい成長を続けておりますが、国内VCによるスタートアップのサポートの多くはシード・アーリー期に偏っておりました。近年、シード・アーリー期を抜け出す企業が出てきている一方、その後のラウンドにリスクマネーを提供するファンドや企業が圧倒的に不足しております。
当該傾向は私たちが注力する九州地域においてより顕著であり、過去10年間に亘り黎明期を経て成長してきたベンチャー企業群が、九州地域で形成されてきました。シード・アーリーステージを対象としたVCが育ててきたスタートアップが、九州地域で完結するのではなく、次のステージへとステップアップするには、私たちが注力するミドルステージ向けのリスクマネーが必要であると考えています。

エグジット戦略

必ずしも国内のIPOだけを主眼に置くのではなく、国内外でのM&Aや海外でのIPOも検討し、企業価値の最大化を図ります。
エグジット機会の発現時にターゲットとする企業価値に達しておらず、さらなるアップサイドが見込まれる場合には、株式を持ち続けることも検討します。